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「……何をしているんだ、お前達は」 幹久朗と共にストラウルを訪れたゲンブが背後に見たものは、いかせのごれ高校の制服を着た男女二人組。 片方は夏香 由衣。メンバーだ。もう片方は……確か数寄屋 闊歩とか言ったか。以前能力者絡みのトラブルで顔見知りになった男だ。 「ゲンブさん……や、これは」 「いや、栞を取りに」 「栞? これはお前のものか?」 「ですよ?」 あっさりと答えた闊歩に、思わず頭を抱える由衣。幹久朗が言う。 「ほお……ってことはあれか、お前も能力者か?」 「? 違いますけど」 「馬鹿言え。常人にあんな」 背後の栞が突き刺さっていたところを指し、 「非常識な真似が出来るか」 「いや、そう言われても」 全く気負った様子も、隠す様子もなく語る闊歩に、幹久朗はいささか面喰った。本当に能力者なのか、わからなくなったのだ。もともと外見で判断できることでもないので、実際に力を使っているのを見て判断するしかない。それでも、以前ウスワイヤにいたブランカ・白波などのように、自身にのみ効果のあるものも多いため、正直見分ける方法はないに等しい。 「……どうする?」 「どうする、と言われてもな」 栞を持ったまま、ゲンブは反対の手で頭をかいた。言葉遣いのせいで忘れられがちだが彼は20の若造である。正確な判断力を求めるのは酷というものだった。 ともかく情報を得ようと、話をしてみる。 「さっき『おかしな人』がどうの、と言っていなかったか? これと関係があるのか?」 「それは……」 闊歩が語るところによれば、少し前にここを歩いていて「おかしな人(彼の認識する能力者のことらしい)」と思われるものに襲われ、咄嗟に栞を投げつけて撃退したらしいのだ。その時、一枚だけ忘れて帰ったのがこれらしい。 「なるほど。……」 しばし、ゲンブは沈思する。ここはストラウル跡地。少しの変化で何が起きても不思議ではない。 その「何者か」が誰で、あるいは何であるにせよ、この場で起きた出来事ではほとんど手掛かりにならない。ましてや、それが消えていてはなおさらだ。 「! 待てよ」 「? 何か、思いついたんですか?」 「ああ。……一人、この手の物事にうってつけの奴がいた」 言うが早いか、ゲンブは携帯を手に取る。 「ん? ……ゲンブさんか」 同時刻。バンド関連で呼び出されていた正人は、上司からの連絡に携帯を開いた。 「どうしたんすか?」 「ああ、ちょっと野暮用。正輝、浩美、悪いけど俺は先に上がるわ」 「えー!? もう帰るんですか?」 「遠ちゃん、無理言っちゃダメだって。一条寺先輩にも事情があるんだから」 「そういうことだ。悪いな」 二人に軽く頭を下げて外に出た正人は、表情を引き締めて通話を繋ぐ。 「何ですか?」 『アルマか? 俺だ、今ストラウルにいる。少々、解析してもらいたいことがあってな』 「久々に出番ですか……了解、直ちに向かいます」 『ニット帽とゴーグルを忘れるなよ』 「わかってますよ」 言うが早いか、正人は片手でポケットからそれらを取り出し、素早く身につけて顔と髪型を隠す。 『それが済んだら、俺に同行してくれ。こちらも任務だ』 「忙しいですね。了解」 応えて通話を切ると、正人……『アルマ』はバイクにまたがり、その廃墟目指してエンジンをふかした。 困った時の……? (当てにされているのは確かだ) (投げられている気もするが)
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戻る 「本当に少ないな」 琴菜が不審気に首をかしげた。 神殿の前にいる見張りの魔物兵は僅かに六体のみ。 その後ろには力任せに破ったのであろうたくさんの瓦礫と、神殿の中へと続く破られた入り口がぽっかりと黒い穴をあけていた。神殿の中の様子はさすがに伺えない。 「中に数がいるかもしれない。注意だけは怠るな」 ルギネスの言葉に全員が頷いた。 息を潜め、気付かれずに近付けるギリギリの岩の陰からそっと様子を伺う。 「中と連絡をとってる様子は今のところないな……」 ルギネスの言うとおり油断しているのか魔物兵達は雑談に興じているようだ。 「なんか聞き取れる?」 岩の裏側で琴菜と共に剣を抜いたカサンドラがルギネスに問い掛ける。 しばらく聞き耳をたてた後、ルギネスが首を振った。 「さすがに遠すぎる。人間と発音も違うし明確には無理だ」 「そっか。どうせ口の動きでもわかんないだろうしなぁ……情報はしゃーないか。で、レイは狙えそう?」 カサンドラが視線を岩の陰ぎりぎりへとむける。 そこには長弓を携え魔物兵達を無表情に見据える澪の姿があった。 目を細めて的との距離を測ると、事も無げに頷いた。 「ここから撃つとなると体勢に無理がでそうだが距離は問題ない……的が動かなければ」 目を細め、少し首を傾げる。 口の中で小さく言霊を紡ぎながら矢を番える。 キリキリと弓がたわんでいく。 清々しい弓弦の音と共に不可視の力を纏った矢が放たれた。 鳴弦に気付いた兵士達が醜悪な顔をこちらに向ける。 その屈強な胸を覆う胸当ての隙間を縫うように放たれた矢が突き刺さった。 次の瞬間、無敗を誇っていたはずの魔物兵が悲鳴をあげて燃え上がる。 鎧と擦れて勢いの弱まった矢は、その分厚い皮膚を貫けなかった。 それでも浅く突き刺さった矢尻から躍り出る火蛇が身の内を焼く。 思いもよらない攻撃に見張りの兵士達が色めき立つ。 その混乱を見て取ったルギネスとカサンドラが岩影から飛び出していく。 剣を抜き後を追うように走りだす琴菜の視界の端で、奇襲の口火を切ったはずの澪が再び矢を番えるのを見えた。 浮足立っていた魔物兵に二人は確実に致命傷を与えていく。 首筋や目、腹部の鎧で覆われていない箇所を狙う。 薙ぎ払ったルギネスの細剣が頑丈な鎧に阻まれて折れる。 咄嗟に有利を感じ取り哄笑する魔物兵の口に折れて半分ほどになった剣をそのまま突き立てて飛びのく。 「お前っまたやったなっ」 背後でカサンドラが悲鳴をあげたが軽く無視して予備に差していた短めの細剣を抜く。 琴菜が魔物兵が手にした警笛をたたき落とし、間髪いれずカサンドラが腹部に剣撃を加える。 澪の奇襲のおかげで有利に思えた戦況は魔物兵が態勢を整えたためか徐々に悪くなっていく。 カサンドラがなかなか倒れない魔物兵達に焦りと苛立ちを覚え始めた時、風を切る鋭い音が側を掠めていった。 足元に突き立てられた矢。 何事かと目を瞠るうちに、突き刺さった地面からわずかずつ水が溢れていく。 さらに風を切る音が二回。 驚愕に固まっているカサンドラの側に琴菜が駆け寄る。 「早くっ」 春日を引きずるようにして駆け抜ける澪を追って神殿へ走る。 なぜか硬直しているカサンドラの腕を掴んで琴菜もあとを追った。 一番神殿の側にいたルギネスを抜いて澪は階段を駆け登る。 いつの間にか姿を表していたジルコンが魔物兵達の足を地面に縫いとめた。 次の瞬間、派手な音とともに突き立てられた矢の先端から大量の水が吹き上がる。 驚愕の唸りをあげる兵士達を尻目に五人は神殿の入口へと階段を駆け上がった。 「レイ、前触れ無しにあぁいうの、やめない?」 「…………」 静かに怒りを発しているカサンドラの足元で澪は、乱れた呼吸を何とか戻そうとしていた。 「澪、大丈夫か?」 「れいちゃん、お水飲む?」 けろりとした琴菜と先程まで肩で息をしていた春日が俯いた顔を覗き込む。 「……だめだねー、反応無し」 「こんな側にいるのに?」 「存在自体気付いてないかも。さっき外で色々やったけど反応なかったし」 神殿を入ってすぐに広い空間があった。 外観は灰色がかった白だったその建物の中は、壁や床、等間隔に並ぶ柱や高い天井までくすんだ青の石造りだった。 壁際にそって浅い溝が掘られ、柱と同じ間隔で目線の高さに流れる水のような曲線を描く彫刻の飾りがついている。 柱の根本や中程、天井との境目も同じような彫刻で飾られているが、すべてが色あせて綺麗な形は残っているのに廃墟のような雰囲気を漂わせていた。 広間の一番奥、祭壇と思われる大きな岩が動かされ、隠されていたのだろう地下への階段が口を開けていた。 ジルコンとルギネスがその階段へ歩み寄る。 聞き耳をたてていたルギネスが眉をひそめた。 「奥にも、いるな」 「サフったらモテモテだねー」 おどけた調子でジルコンが苦笑した。 音をたてないように静かに階段を降りる。 階段の傾斜は急でもちろん手すりなど無い。 仕方なく壁に手をつき、一段降りるだけでもかなり神経が磨り減っていった。 視界がくすんだ青で埋め尽くされる。底は未だ見えず、青い闇が広がり、静寂がたゆたう。確かに階段を下りているはずなのに、水の中を湖底へと潜っていくような錯覚を感じた。 「この神殿、地下にこんな場所があったとはなぁ」 カサンドラが小声でぼやくと、ルギネスも頷いた。底へと近づくにつれ、壁の色がくすんだまま濃度を増していく。 小さく炊いた光が揺らめく幻想的な光景に、そんな場合では無いと解りながらも琴菜と澪は思わず溜息をついた。春日に至っては目を奪われ、たまに段から落ちそうになっている。 そんな三人を見て、何時の間にか姿を消したジルコンが気配だけで微笑んだ。 「あ」 ようやく階段の終わりが見えた。直ぐに小さな部屋へと空間は続いている。 部屋には幾重にも飾り彫りされた重厚な石の扉がついており、半開きになっているそれから続く空間からたいまつかなにかの光が漏れている。 細心の注意を払って扉に近づくが、あまり中の様子は伺えず、音もあまり聞こえない。 念のため扉を開けたところから死角になる位置に固まり、どうすべきか相談を始めようとしたその時。 「クソッ!」 扉の中から忌々しげな男の怒鳴り声が聞こえた。 続いてキィンと何かを弾く様な音が響く。 「何故解除できん!この役立たず共が!」 周りに当り散らしている男を宥めるような声も微かに聞こえる。 「すみません、私達とは、格が違いすぎて……」 「黙れ!」 「……かなーり、苛立ってるねぇ。どれだけ振られ続けてるやら」 ジルコンがやれやれと首を振った。 「今なら奇襲かけちゃえそうな気もするな……なんか数あんまりいなさそうだし」 琴菜が呆れ顔で呟き、各々が苦笑したり神妙な顔をしながら頷いた。 「しかしもっと数がいると思ったんだが……ここも少数なのは少しおかしい」 ルギネスが顔を顰める。 「俺ら囮に引っかかってましたーだったらやだなぁ」 うげ、とカサンドラも嫌そうな顔をした。 「やだなぁじゃすまないんじゃ」 「あ」 澪がつっこむ声に被さるように、ジルコンが目を見開いた。 「どうした?」 「いや……サフの気配が強すぎて気づかなかったよ。そっかそっかなんでこんなに少数なのかわかった」 納得したようにうんうん頷く。 「どういうことだ?」 「力の弱い精霊の気配がする。しかも複数だ。あのヒステリー起こしてる人、精霊使いじゃないかなぁ?」 「精霊……使い?」 怪訝そうに眉をひそめて琴菜が聞き返す。 「う~ん……水か……地の属性かな?今残ってるの。小さすぎてわかりにくいけど」 眉間にしわをよせてジルコンが言う。 「魔法使うのかーめんどいなそれ」 「だが、魔法さえしのげば……どの属性がいるのか、正確にわからないか?」 「ん~、サフの気配が強すぎてわかりにくいんだよね。でも人数が少ないのも精霊使いだからだろうね」 「だから、精霊使いってなんだ?」 わけもわからないまま進んでいく話に琴菜が無理矢理割り込む。 「……?レイもそうだろう?」 カサンドラはなにがわからないのかといった表情で澪と琴菜を交互に見る。 「……今はそれどころじゃないだろう、どうしのぐ気でいるんだ?」 澪はカサンドラと琴菜の視線を避けてルギネスに尋ねる。 「……使役されてる精霊の属性がわかればレイに対立属性の魔法を援護として頼むんだが……」 「正確にわからないんじゃぁねぇ」 困ったね、と言わんばかりにジルコンが苦笑する。 その背後にあった扉の隙間から淡く光るものが音もなく飛び出した。 「御主人様っ侵入者ですっ」 澄んだ声が石室で響き渡る。慌てたカサンドラがとっさに飛び出してきた小さな光を捕まえるが、既に扉の向こうから数人が駆け寄ってくる足音がした。 「あ~こうなったらしょうがないんじゃねぇ?」 パシッという音を響かせて手から逃げ出した精霊を目で追いながらカサンドラが呟く。 「だったらさっさと入れ。こんな狭い所じゃ剣は振れないだろ」 溜め息をつきながらルギネスが答えた。 じゃぁ、と開けられる寸前だった扉をカサンドラが力一杯引いた。 力を込めて内部から扉を押そうとしていた兵士が二人、つんのめるようにして飛び出してくる。 狙っていたかのようにルギネスの剣が一閃する。 落とされた魔物兵の腕が床につく頃にはカサンドラが室内に飛び込み二人の魔物兵を相手に立ち回り始めていた。 扉から転がり出た兵士らにとどめをさしたルギネスの後について琴菜も室内に飛び込む。 後に続こうとした澪と春日をジルコンが引き留める。 「二人は、奥の祭壇まで走って」 いつになく潜められた声に澪が訝しげな視線を向けるが、春日は大きく頷いた。 奥の祭壇にはこの場にただ一人、人間の姿をした兵士が周りに淡い光をいくつか浮かべて立っている。 「あの光が精霊。地の属性しかいないし、弱いから強力な魔法は無理。でも一応妨害してくると思うから気をつけてね」 それだけ言うとジルコンはまだ疑うような目をしている澪の手を取って走り始めた。 剣戟の間をくぐり抜け、ジルコンと澪、春日の順に石組みの部屋を駆け抜ける。 苦戦しながらも魔物兵を戦闘不能にしたカサンドラとルギネスも後を追う。 駆け寄ってくるジルコンに祭壇の側に立った男が何か言おうとした瞬間、周囲に浮いていた光が唐突に消えた。 「……俺やサフにかき消されるような精霊使うくらいで、いい気になるなよ」 ボソリと呟いたジルコンの言葉を、澪が聞き返す前に祭壇まで辿り着く。 あがった息を整える暇もなく、男が手にした剣を澪が蹴り落とす。 遅れて辿り着いた春日がとっさに手をついたのは、祭壇に飾られていた手の平ほどの大きさの青い石の上だった。 繊細な硝子細工が崩れたような音がした。 呆然と立ちすくむ男や澪達を尻目に、ステンドグラスのような羽根を広げたジルコンは薄く笑みを浮かべた。 「久しぶり。おはよう、サファイア」 祭壇に安置されていた大粒のサファイアを覆うように人影が浮かび始める。 幾重にも細い金細工で飾られた細い足首。 細くしなやかな腰と足首まで覆う幾重もの薄布は、一枚一枚に濃淡の差がある青。 大きく肩の開いたゆったりした青い布地の間からのぞく、白く細い腕にも細い金細工が飾られている。 細い首筋の先に見える耳は先が少し尖っている。耳たぶを飾る金と青い石の耳飾りや、手足の飾りが巻き上がる風で涼やかに鳴る。 舞い上がる髪は、絹糸のように細く艶やかな青。真ん中で分けた前髪の付け根には一際美しく輝くスター・サファイア。 すっきりと通った鼻筋。薄い笑みを浮かべた小さい唇は淡い桜色。 ゆっくりと開かれた長い睫毛の下から見えるのは、宝石よりも強い光を帯びた深淵の蒼。 背中に畳まれていた純白の翼がゆっくりと開かれる。羽毛のような柔らかい質感の翼がその細身の身体を包む。 覚醒を表すように再び翼が勢いよく開かれると神殿のくすんだ青い壁や柱、床、天井にいたるまで元の艶やかさを取り戻す。 隙間無く組み合わされていた石の間から、涸れていた水が流れ出ていた。 ドーム状になった天井を伝って、壁の石積みの隙間から、石畳の間から、柱の飾りから、大地を潤す恵みの水が静かに穏やかにあふれ出す。 壁際に沿って作られた細い水路に小さな流れが出来る。久方ぶりに聞いた水の流れる音の間から、どこか金属質な小さく響き渡る音がする。 涼やかに流れる音と雫が紡ぐ音を遮らないように、小声で澪が呟く。 「……水琴窟だ」 水音のように涼やかな女性の声がした。 進む
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セカイはまだ始まってすらいない/potatoになっていく セカイはまだ始まってすらいない/potatoになっていく アーティスト ワンダーランズ×ショウタイム 発売日 2021年7月21日 レーベル ブシロード CDデイリー最高順位 1位(2021年7月21日) 週間最高順位 1位(2021年7月27日) 月間最高順位 4位(2021年7月) 年間最高順位 35位(2021年) 初動総合売上 22692 累計総合売上 36027 ロングセラー 週間1位 収録内容 曲名 タイアップ 視聴 1 セカイはまだ始まってすらいない プロジェクトセカイ キャラソン 2 potatoになっていく CD/総合ランキング 週 月日 CDシングル 総合シングル 順位 週/月間枚数 累計枚数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 7/27 1 18182 18182 1 22692 22692 2 8/3 7 2899 21081 11 2899 25591 2021年7月 3 21081 21081 4 25591 25591 3 8/10 9 1891 22972 15 1891 27482 4 8/17 9 850 23822 15 850 28332 5 8/24 18 499 24321 499 28831 6 8/31 318 24639 29 318 29149 2021年8月 21 3558 24639 27 3558 29149 7 9/7 16 269 24908 269 29418 8 9/14 277 25185 277 29695 9 9/21 20 231 25416 231 29926 10 9/28 18 289 25705 289 30215 11 10/5 230 25935 29 230 30445 2021年9月 35 1296 25935 42 1296 30445 12 10/12 20 249 26184 249 30694 13 10/19 241 26425 241 30935 14 10/26 211 26636 211 31146 15 11/2 210 26846 210 31356 2021年10月 39 911 26846 57 911 31356 16 11/9 194 27040 194 31550 17 11/16 177 27217 177 31727 18 11/23 206 27423 206 31933 19 11/30 213 27636 213 32146 2021年11月 49 790 27636 61 790 32146 20 12/7 187 27823 187 32333 21 12/14 224 28047 224 32557 22 12/21 210 28257 210 32767 23 12/28 307 28564 307 33074 24 22/1/4 12 327 28891 17 327 33401 2021年12月 38 1255 28891 48 1255 33401 25 1/11 12 338 29229 19 338 33739 26 1/18 17 288 29517 288 34027 27 1/25 19 333 29850 333 34360 28 2/1 228 30078 228 34588 2022年1月 24 1187 30078 35 1187 34588 29 2/8 223 30301 223 34811 30 2/15 139 30440 139 34950 31 2/22 117 30557 117 35067 32 3/1 130 30687 130 35197 2022年2月 609 30687 65 609 35197 33 3/8 109 30796 109 35306 34 3/15 82 30878 82 35388 35 3/22 147 31025 147 35535 36 3/29 120 31145 120 35655 37 4/5 118 31263 118 35773 38 4/12 104 31367 104 35877 39 5/3 86 31453 86 35963 40 5/24 64 31517 64 36027 配信ランキング セカイはまだ始まってすらいない 週 月日 デジタルシングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 1 7/27 9 3673 3673 potatoになっていく 週 月日 デジタルシングル 総合シングル 順位 週/月間DL数 累計DL数 順位 週/月間枚数 累計枚数 1 7/27 7 4098 4098 13 3041 3041 関連CD needLe/ステラ アイドル新鋭隊/モア! ジャンプ! モア! Ready Steady/Forward 悔やむと書いてミライ/携帯恋話/ジャックポットサッドガール
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1 2010/22/4 クロス:いろいろ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1267023339/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る このマシン、欲しいような欲しくないような。 -- (名無しさん) 2015-11-29 23 52 46 哲学的過ぎてよくわからん・・・しかも無意味にオールスターだし -- (名無しさん) 2012-08-08 16 45 35 ホラー? -- (名無しさん) 2012-01-04 09 15 25 なんだか良く分からなかったけど、ほんわかしてた。 でものぞき見はいかんいかん -- (名無しさん) 2011-07-21 01 30 16 前半は何だったんだ… -- (名無しさん) 2011-05-24 21 12 19 でっていう… 律はちゃんと幸せになれるんだよな!? -- (名無しさん) 2011-05-24 17 42 09 不思議な感じになったな。 -- (通りすがり) 2011-05-23 23 21 31 まさかのSFエンド… -- (名無しさん) 2011-05-23 21 50 27
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入手場所 監視塔 , 民間エリア , コンビニ , 牧場 入手度 よくある マガジンタイプ Arrow マガジンサイズ 1(矢筒6) ダメージ(血液量) 5332 体命中時の殺害弾数(ゾンビ) 1 射程距離 30m ファイアレート とても遅い 反動 なし 銃声 なし ファイアモード セミオート 矢を再回収できる汎用武器 クロスボウは納屋などで入手可能な武器の一つです。矢も比較的入手が容易です。 ※ver.1.7.6から矢筒が追加され、インベントリ枠1を使う矢を、最大6本まで矢筒ひとつに変換できるように。 手に入れた矢は相変わらずインベントリ枠1を使う。矢筒と矢筒を合成出来ないなど、まだ不便は残る。 矢はSteel Boltではなくarrowと名称変更され、木製となったため確率で折れ、回収不可能となるように。 最大の特徴は矢の回収が可能なことです。ゾンビや木に突き刺さった場合、また拾って再利用することができます。 回収は刺さった矢に照準を正確に合わせると表示されるメニュー「Take Steel Bolt」から行うことができます。 ただし、たまに矢が消えてしまうことがあるので注意しましょう。 見つけられないままゾンビを埋めてしまう・動物の死骸が消えると確実に消滅します。また壁も刺さって残るものと消えるものがあるようです。 ゾンビに刺さったはずなのにどうしても見つからない場合には、1人称視点に切り替えて伏せ、 ゾンビの中に潜り込んでみると見つかるかもしれません。 また、連射性も低いため対人戦や多数のゾンビに追われているときには向いていません。 アイアンサイトは独特で、狙うにはコツが要ります。 最新のVersionではWooden Arrowが追加。Wood logとFeatherでクラフトできる。
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【バックコスモス・サミット16世】 【作品名】とっても!ラッキーマン 【ジャンル】漫画 【名前】バックコスモス・サミット16世 【属性】裏宇宙皇帝 【大きさ】人並み 【攻撃力】ギルガメッ手:惑星破壊級エネルギー波。 射程は数十万km程度、弾速はその距離をほぼ一瞬。 任意で弾速を遅らせる事もできる。右手からタメなし発射可能 救世手:ブラックホールを操り吸い込める、範囲は人間1人なら余裕。 射程数m、又、敵の攻撃を吸い込んで回避したり。 自分を吸い込んで姿を消し敵の背後に現れるといった瞬間移動のような使い方も可能。 【防御力】サーフボードが頭に刺さって瀕死になった。 三本波(惑星破壊級エネルギー波と互角の威力)で止めを刺されるが最後の一撃を撃てる程度の余力は残っていた 【素早さ】天才マンの光速パンチを避ける勝利マンとほぼ同等 救世手による瞬間移動で、星間移動クラスの距離を移動可能 吸収や出現は瞬時に可能 【特殊能力】宇宙空間で生存可能。 【備考】三本波くらった時よりサーフボードが頭に刺さった時の方が傷が深いと言う、よく分からない体の硬さを誇る 【戦法】救世手で相手の背後に回りギルガメッ手 まとめ 【名前】バックコスモス・サミット16世 【属性】裏宇宙皇帝 【大きさ】人並み 【攻撃力】ギルガメッ手:惑星破壊級エネルギー波。タメなし。射程は数十万km、弾速はその距離をほぼ一瞬。 救世手:ブラックホールを操り吸い込める、射程数m、人間1人なら余裕。 また、自分を吸い込んで姿を消し敵の背後に現れるといった瞬間移動も可能。 【防御力】三本波(惑星破壊級のエネルギー波)を食らって最後に一撃を撃てる程度 サーフボードが頭に刺さって瀕死になった。 【素早さ】反応速度は光速 救世手により星間移動クラスの距離を移動可能 【特殊能力】宇宙空間で生存可。 【長所】攻撃力 【短所】サーフボードで瀕死 3スレ目 654 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2007/08/10(金) 22 47 08 バックコスモス・サミット16世って長いからさっちゃんでいいよね? さっちゃん ○>ゴーヤーン>デス・スター>新型デスラー艦>ザイダリア ビッグ・モーラ >デビルガンダム :テレポ→惑星破壊or救世主で吸収 ○>ゴア:惑星破壊でも死なないが救世主で吸い込みまくれば勝てるかな ○>絶対神ン・マ:食う前に背後からギルガメ勝ち ○>グランディーヌ=メガヨルムンガルド:テレポしながらエネルギー波で削り勝ちか ×スノー・カグヤ:不可視無理 凍結負け ○ティア・マトゥ:背後から救世主で吸収勝ち ○ナイトファイター:テレポ進入内部破壊勝ち ×エグゼリオ:当たらない効かないだが長期戦不利か。 これ以上はでか過ぎで無理だろう。 エグゼリオ変動重力源>さっちゃん>ナイトファイター
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「ねぇ~……。どぉこぉぉぉ~~」 また一つ、焦げ朽ちた木が倒れる音が響き、その向こうから、キュルケが現れる。 「ふたぁりぃともぉおぉぉ~~~……。どぉぉこぉぉぉ~~……。あたしさぁみしぃぃいぃぃぃ~~~」 意中の二人を求めながら、邪魔な木を次々と燃やし尽くす。声が段々と近づいてきて、ルイズは思わず、しゃがんだまま後ずさりしたくなった。 だが、傍にいる才人に腕を掴まれ、物音を立てないように目で訴えられる。 今、不用意に動いて気付かれては、水の泡なのだ。ここは、黙って我慢しないといけない。 ますます近づいてくる足音。キュルケの声。そして、木がまた一つ、崩れた音。 首筋から冷たい汗が流れたルイズが、思わず呻いてしまいそうになった時。 「みぃつぅけたぁ♪」 冷たく、はしゃぐキュルケの声がして、ルイズと才人は、心臓が止まりそうになった。 彼女は……、ルイズ達とは真逆の方を向いて、目を輝かす。そこに……、ジャイロが立っていたからだ。 「嬉しいわ……。遭いにきてくれたのね」 唇に指をあてるキュルケ。その足元から、再び、勢いよく炎が燃え上がる。 ジャイロは答えず、黙ってキュルケの左腕を見た。 さっきより腕の同化は戻っていたが……、まだ少し、ずれて浮き上がっている。ルイズの魔法の効果は、まだ生きているらしかった。 「もう一人がいないのは寂しいけれど……、まずはあなたからね。……心配しないで、髪の毛一本だって、無駄にしないから」 唇からゆっくりと離れた指先に、炎が集まっていく。 「悪りィな。オレはオメーに丸焦げにされるつもりも、料理される気もねェ」 不敵にそう言い放って。ジャイロは右手に掴んだ、ギーシュに創らせた青銅の球を持ち上げた。 「ふーん……。それなら、どうするの?」 当たり前のように、キュルケが問う。逃げる以外の選択肢など、一つしかないと言いたげに。 「オメーを倒す」 ジャイロが、利き腕を振り上げた。 「できるものなら」 キュルケが、一層強く、炎を吹き上げた。 「やってごらんなさい!」 回転された球体がジャイロの手を離れるよりも早く、キュルケの炎がジャイロを包んだのだ。 違和感があった。 キュルケの炎が、包んだジャイロを心地よく燃やす感覚が、伝わってこない。 ゾクゾクするような絶頂感が、まったく来ないのだ。 その理由を――、キュルケは、すぐに理解する。 炎に包まれたはずのジャイロが、焼かれもせず、焦げもせず、炎の中にいる! 何故、と思った。どうして、とも思った。 その理由もまた、すぐに彼女は理解した。 ジャイロの後方、そこにいた、青い髪の少女。 「タ……タァバァサァァァァッ!」 タバサが残る魔力を使い、ジャイロと自分の周りに、風の壁を創り出していた。 「あ、……あなたまで! あなたまで邪魔するの!? どうして!? 友達でしょ!? 友達なのにぃぃっ!」 悲壮な顔をして、キュルケは炎を強める。タバサは僅かに苦しそうな表情をしたが。 「キュルケ」 短く、彼女の名前を呼んだ。 「間違ってるのは、貴方のほう」 「う、……嘘よ。そんなの嘘よおおおぉぉぉっ!!」 烈火の炎は怒りと共に強くなり、タバサの風を食らっていく。 だが、これが、これこそが彼らの作戦だった! ジャイロが、そしてタバサが命をかけて囮となることで……切り開いた勝利への道筋! その先に向かって、ジャイロが渾身の力で放ったのである! 青銅の球体は、業火の渦巻く隙間を潜り抜け、そしてキュルケの横を盛大に、通り過ぎた! 「外した!?」 それに驚いたのはキュルケだ。何故外したのか。その理由が分からない。断末魔の如く、雄雄しく散ろうとでもいうのか!? 「違うね! 行ったぜェェェ! 才人ォォォッ!」 青銅の球が熱帯を突き抜けた先に――、駆けつけた才人がいた。 「う、おおおおおおおりゃあああああ!!」 球をしっかりとキャッチした才人が、キュルケめがけて、それを投げつけた! キュルケはジャイロに炎を浴びせていたのだから、才人がいる背中は全くの無防備、そこを突いた攻撃だ! 空気を切り裂く音を発し、弾丸は疾走する! だが、逆転の手を打たれたにもかかわらず、キュルケの顔からは、微笑は消えない。 「甘いわね!」 ジャイロに左手を向けたまま、キュルケは右腕を才人に向ける。その瞬間、彼女を覆うように、炎が円陣を組んだ! 「な、なにぃ!?」 才人が素っ頓狂な声を上げた。自分達の秘策が、破られることなんて、想像もしていなかったからだ。 「……う」 タバサが、がくりと膝を落とす。魔力の限界が近い。 「……燃えちゃえ。みんな。……みんな燃えてしまえばいい!」 紅蓮の魔女が、底知れぬ力を見せつける。 「く……くそぉ……。ジャ、ジャイロォォ!」 成す術なく、万策尽き、刀折れた才人が、がっくりと膝をついた。 その炎の中で、荼毘に付されるはずの、ジャイロは。 「……ギーシュのヤローが創った、あの青銅の球は、酷く歪んでてよォ。完璧に回転なんてかけられねーんだ」 「……何、を?」 キュルケは、きょとんとする。 ジャイロの表情は、末期を迎える表情ではない。むしろあれは、……勝利を、確信した者の。 「だがよォ。それがいい。むしろ歪んでいたほうが、この場合は特に具合がいーぜ」 異変が起きた。再び、風が巻き起こったのだ。キュルケはタバサを見るが、彼女は汗を流したまま、ぐったりと顔をうつ伏せている。 「竜巻って知ってるか? 竜巻はな、ありとあらゆるもんを巻き込むんだ。渦を巻いた中心が真空になって、すべてを吸い寄せる」 炎が、消えていく。いや、それは違う。炎は――吸い寄せられていた。 キュルケの隣に、突如として発生した竜巻に! 「不完全な球体で竜巻を生み出すには、相当の“パワー”が必要だ。人間の腕力じゃどーにもならねーほどのパワーがな。だがオレにはそれだけのパワーがねェ。頼りは才人だが、あいつは竜巻を生み出す回転をかける技術がねェ」 そこでよ。と、ジャイロは再び、不敵に笑う。 「囮としてオメーの注意を引き付けたオレが、球体に竜巻を生み出す回転をかけた。才人のトンデモねェパワーがかかったとき、確実に竜巻を起こすように調整してな。 才人は真っ直ぐ投げたつもりだったようだが、歪んでる球が真っ直ぐ飛ぶわけがねェ。球はオメーの手前で地面に落ち、炎を避け、竜巻を生み出したってわけだ。……まー、賭けみてーなもんだったが、これだけできりゃ上出来だぜ」 ニョホホ、と笑った声が、勝利宣言だった。 「さって……、だがよォ、人が造った竜巻なんて、十秒も持たねェ。止めは、キッチリ刺さねェとな……」 ザッ、と土を踏みしめる音が、キュルケの背後から聞こえた。 振り向く。そして、キュルケは、大きく目を見開いた。 呪文を完全に詠唱し終えた、ルイズがそこにいたからだ。 「おチビ! フィナーレだ! ドカンとぶちかませ!」 キュルケは、自分を狂わせた異形の腕を、最後まで、抱えるように守った。 ルイズの杖が、キュルケの足元に向いた。 再び、爆風は巻き起こる。 強烈な衝撃が、キュルケの全身を突きぬけ――、炎が全て、剥れるように消えていく。 爆風が、キュルケの体から、悪魔を解き放つ。 才人が、宙に舞う腕を、駆け寄って掴む。 どさり、とキュルケが倒れた。タバサが近寄って、マントをかける。 キュルケは静かな寝息を立て、不安のない赤ん坊のように、眠っていた。 「終わった……の?」 恐る恐る、ルイズが尋ねた。 「ああ。……これで決着だ」 安堵感で、才人とルイズは、同時にその場にへたり込んだのだった。
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DATA二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 モチーフ:パワーパフガールズ(元祖)/モジョジョジョ 分類:ヴィラン/コメディタッチ二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二DATA ,ヽ 、 , /、 十 | | / \ Y / ヽ 丁 ノ ツ / γ∩Υ_ヽヽ / ヽ∪人 ̄ノ ヽ / ´ ̄` ´ ̄` \ / 、 , \ | ―} {─ | | ′ ′ ` ヽ | | | \ ______ ノ | | \ ` ´ ̄` ′ / \ / / \ / \ / ヽ / ヽ | | | | | | ヽ | | / \_| |_ ノ | | | | 「 ガールズを倒すのは このでっていう様っていう」 DATA二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 かつてはユートニウム博士がペットとして飼っていた大トカゲ しかし、博士の実験中に脱走、その際「リリカルX」の入ったビンを割ってしまう その時にリリカルXを浴びてしまい、巨大化、人並み以上の知能を持ってしまった。 奇しくもこのとき博士が実験を行っていたのは「可愛い女の子を作る」実験で この時、「パワーマテリアルガールズ」が誕生した。 巨大化後、悪戯の連続で博士を困らせ結果、研究所を追い出されてしまう。 そのことで博士やガールズたちを憎み、下水道を住処に「打倒ガールズ」と「世界征服」を 目指し、日夜兵器開発や悪事にいそしむ。 裏社会の支援を受けずに毎回ハイテクメカを開発する技術を持っており、知能はユートニウム博士と互角。 ちなみに「でっていうwwww」という独特の言い回しのため毎回ウザいと言われる。 AA出典:2ch (でっていう) ※元ネタスーパーマリオブラザーズ ヨッシー
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ドン、と。ティファが出て行った直後に何かが叩きつけられるような音が鳴った。 導師の顔が青ざめる。誰かがいる。ティファ以外の誰か。 デッシュだろうか。ハーゴンは動ける身じゃない。ジタンかもしれない。 でも一番可能性が高いのはエリアを害したあの男で、その次は、 ドン!! ドアが弾けた。のっぺりとした機械の塊がこちらをのぞいている。 「あ、あ…」 そんな、導師はうめいた。こんな最悪の状況で来なくてもいいのに。利用するどころか、エリアのことで動転して逆に追い込まれてしまった。 どうする、ちらりと背後のエリアを見る。答えは、決まっていた。 「くそ、くるならこいっ!」 天罰の杖を構える。お世辞にも戦闘力があるとは言えない自分だが、エリアを見捨てるわけにはいかなかった。 あの時、あの洞窟で。自分たちをかばってこうして冷たくなっていく彼女を、ただ見ていることしかできなかった。 それをまた繰り返すのは、ごめんだった。 天罰の杖を翳し、エアロを唱える。杖から生まれた旋風がキラーマシンに吹き付ける。 やはり、キラーマシンに効いた様子はない。ボウガンが内蔵された腕を上げると、導師に照準をあわせようとする。 「この、このぉっ!」 導師は杖を魔力を送り込んだ。正直、度重なる魔法の連発で魔力は底をつきかけている。杖を握った手が果てしなく重い。 だが、諦めるわけにはいかなかった。 風を巻き起こす一方で、導師は自分の切り札の準備をする。 ゴォォォォ!! 風が更に威力を増す。 生まれた余波が、ただでさえ荒れていた室内を更に滅茶苦茶にしていく。 キラーマシンもさすがにその勢いに飲まれ、身動きが取れなくなっていた。 そして――――魔法は完成した。 「ホーリーーーッ!!!」 天罰の杖が一際強く輝き、光の奔流がキラーマシンを飲み込んだ。 「はあ、はあ…」 導師は天罰の杖から手を離すと、膝を付いた。 完璧に魔力を使い果たしてしまったようだ、思考が遠くなり、まぶたが重くなる。 だが、まだ気を失うわけにはいかなかった。キラーマシンを倒した事を確認するまでは―――― 〔各部損傷チェック。70%超過。任務の続行は可能〕 そんな。どうしようもない絶望の中で、導師は意識を手放した。 キラーマシンはボロボロになった腕を振るい、床に倒れた導師に振り下ろそうとする。 …だが、導師の命運はまだ尽きていなかった。 ガキン!と甲高い音が鳴り、劣化した金属の腕が落ちる。 振り向いたところに、顔面に剣が突き刺さった。 「邪悪に操られた機械人形。悪いが、壊れてもらおう」 各部から火花が飛び散る。 スライムナイトのピエールが珊瑚の剣を引き抜くと、キラーマシンは崩れて壊れたのだった。 ピエールは珊瑚の剣を収めると床に横たわる導師を見た。 エビルマージを一蹴した後。 ピエールはフライヤの遺体を丁重に葬り(ちなみにフライヤのエストックは形見代わりに回収した)、神殿の中に入っていた。 すぐにでもとんぬら、クーパー、アニーを探しに行きたかったが、日を暮れてから、外の気温はみるみるうちに下がっている。 ただ出歩くだけでも命の危険があった。 それで、一晩休める場所を探していたのである。 「命に別状はないようだが。あちらのお嬢さんは…」 傍目からでも良くわかる。すでに生気がまったくなかった。 ただでさえ魔法の効きは悪くなっている。もう、手の施しようはないだろう。 「聞こえるか。最後に言いたいことがあるのなら、私が聞こう」 ピエールはエリアに近寄ると、口元に顔を寄せる。 エリアはゆっくりと瞼を開けた。 その瞳は、もう焦点があっていない。 「私は…違う…」 「違う?何が」 「そんなつもり…なかった…そう…伝えなくちゃ…でも…逃げちゃ…って」 つぅ、と涙が伝う。 「死ぬこと…怖れていない…はずなのに…恐くなって…生き、たい…と…願って」 はぁ、エリアはと息を漏らす。最後の時はもう近い。 「それを、誰に伝えればいい?」 「風の戦士に……あの子に、クーパーに、ごめんな、さい…と――――」 「!!…クーパー様だと!?どこにおられる、ごめんなさいとはどういう意味だ!?」 ピエールはエリアの肩を揺さぶる。 だが答えが返ることはなく、彼女の表情は悲しみに満たされたまま、変わることはなくなった。 永久に…… 【ピエール 所持品:珊瑚の剣 エストック 第一行動方針:とんぬら・クーパー・アニーを探し、守り抜く 最終行動方針:ゲームを脱出し、諸悪の根源を断つ】 【現在位置:神殿一階医務室】 【導師(MP0、気絶) 所持品:天罰の杖 首輪 第一行動方針:ハーゴンの補佐、看病 最終行動方針:不明】 【現在位置:神殿一階医務室】 【エリア 死亡】 【残り 45人】 ←PREV INDEX NEXT→ ←PREV エリア NEXT→死亡 ←PREV 導師 NEXT→ ←PREV ピエール NEXT→
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『チョコミントカップアイスミルク』 A:女性。26歳。ものぐさ女王様。アイスの食べ方には一家言あり。 B:男性。彼は認めないかもしれないが間違いなくMの素質あり。 A01「ねー、冷蔵庫からアイス持ってきてー」 B01「へいへい」 A02「早くー」 B02「あれ?アイスなんて入ってないぞ」 A03「どこ探してる?」 B03「そりゃアイスなんだから冷凍庫だろ」 A04「違う違う。冷蔵庫の1段目。私溶けかけの軟っこいのが好きだから、さっき移しといたの」 B04「何だそりゃ」 A05「スプーンもー」 B05「へいへい」 A06「ついでにエアコンの設定を27度のドライにしてー」 B06「少しは働け」 A07「ええー、立ったついででしょー」 B07「ものぐさめ。……ところで俺の分のアイスはないの?」 A08「半分こ」 B08「マジで?じゃあスプーンもう1本……」 A09「いいよいいよ、1本あれば。その代わりに食べさせてー。あーん」 B09「うっわ、殴りてえ。超殴りてえ」 A10「早く。疲れる。あーん」 B10「……へいへい」 A11「へへ。んー、おいし。おいしい?」 B11「……まあ」 A12「私の唾液つきチョコミント、おいしい?」 B12「がぁー!」 (※SE BがAの頭を軽く小突く音) A13「痛っ。何さ、叩くことないじゃん」 B13「安心しろ。今のはツッコミだ」 A14「むぅ。アイスおかわり」 B14「あのさあ、常々思ってるんだけど、お前俺のことどんな風に思ってるんだよ」 A15「大好きだよ」 B15「そうじゃなくて」 A16「ありのまま、そのまま、等身大のあなただけを日々見つめていますが、それが何か?」 B16「……あ、いや」 A17「大好きだよっ」 B17「って、それじゃ何か?ありのままの俺はアイス持って来たり食べさせたりする、パシリ キャラってことか!?」 A18「ついでにひとの唾液を飲んで喜ぶヘンタイ」 B18「こ、このヤロウ」 A19「何だよー、やるかー、アイスよこせー」 B19「そっちがその気ならなあー!はい、アイス」 A20「おいしー」 B20「……26」 (※SE Aの心に何かが突き刺さる音) B21「27、28、29、さぁんじゅ……」 (※SE 次々と何かが突き刺さる音) A21「ストーップ!やめろー!今すぐカウントアップをやめろバカー!」 B22「時の流れは無常……痛って」 (※SE Aが割と本気でBの頭を殴る音) A22「やめろっての!」 B23「意外と気にしてるのな」 A23「そりゃ……ううん。だって、もらってくれるでしょ?」 B24「……努力します」 A24「へへ。アイスおかわりー」 B25「あのー、努力しますのでもう少し俺の扱い優しくして……」 A25「やっぱ夏はチョコミントに限るねー」 B26「……へいへい」